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たかがの連鎖(劇団スワット「私を楽屋につれててって」)

2020/12/19
 
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☆ごあいさつ☆ 初めまして ダーさんの役を演じている「りょー」です。 ふだんは俳優をしています。 【ダーさん】は、僕が20年くらい演じてきたキャラクターのひとりです 【ダーさん】は、物語や舞台でも、ひときわ異彩を放つ不思議なキャラクターです。 。 YouTubeの動画では保育士の方や子どもたちに手遊びを紹介する子供番組で活躍しています。 ぜひ手遊びの参考にしてくださいね。 楽しい【手あそび歌】には 「強い子に、育ってほしい」 「やさしく、楽しく、考えられる」」 「好き嫌いのない、元気な子になってほしい」 そんな「親心」が込められています。 僕が、大人になってから「手遊び」と出会って触れたとき コトバ遊びの音の響きの楽しさやカラダを使って表現を広げていく開放感だけでなく、 大人が子供の心に触れてかつて自分も子供であったことを思い出しました。 子供と遊ぶ【手遊び】は、コトバやカラダをダイレクトに遊びながら【触れ合え】ます。 言葉と身体を使う俳優業にも、とても似ています。 【ダーさん】と体を使って手遊びしましょう! りょープロフィール 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ▼涼のTwitter ? https://twitter.com/tkstryo ? 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 
 
「でも、観に来てよかったです。」
 
 
舞台衣裳の
楽屋から急いで
スポーツウェアを羽織る格好で、
劇場の外へ
お客様をお送りして
挨拶するために出る。
 
ひとりひとりの顔を見送るのだ。
 
「私を楽屋につれって」公演中の
どこかで演出の四大海が言っていた。
 
芝居が終わり
この劇場の扉を出て
お客さんが笑顔で階段を
下りてくるのをみるのが嬉しいと。
 
 
 
数日前、
小屋入りをして、すぐに
あの熊本の震災があった。
 
舞台の飾り付けを終え
客席がまだ作られてない小さな劇場は
楽屋のセットの上でメンバーが円座になって明日の予定を聞いていると、
突然、大きくて強い衝撃のように揺れて
余震だが、ずいぶんと深い揺れのような気がした。
 
天井に吊ってある舞台照明の鉄の軋む音は
しばらくして、止まった。
 
 
関東にいた僕は、
そのあと報道で
九州で災事が起こったことを知らされる。
 
それから一週間が経ち
僕らの公演は終わってしまうが
テレビのニュースは相変わらず悲報を
伝えるばかりで余念がない。
 
 
情報は
「速さよりも、正確さ。
煽りよりも、支えてあげること」だ。
 
 
あの東日本震災以来、
世の中への
見る目が変わったとして
そこは成長か。
 
それに悲しみの報らせが
この国をつなげる役目になっているなら、それも必要なことだろう。
 
 
 
「この間の地震で先週、知り合いが公演をしていたんだけど、とても観に行く気になれなくて」
 
 
 
その俳優さんが
申し訳なさそうに
話してくれた。
 
少し間があって 
 
 
「でも、観に来てよかったです」
  
 
ここにいて
現地に直接触れた情報なんか
発信することは、できない。
 
そして許される少しの時間、
人とのつながりを大事している
この芝居を
関東の片隅で精一杯やることは
「たかが」だ。
 
声高々ではない、たかがだ。
 
 
だからこそ
この片隅で「たかが」を
積み重ねることじゃないだろうか。
 
そう信じてみたくなった。
 
 
「たかが」と「たかが」が
ここの連鎖でつながって 
向こうの「されど」と
なるには
あまりに非力かもしれない。
 
 
 
でも、観に来てよかったです。
 
 
 
 
その言葉に
 
兆しというには
おこがましい
わずかな微光を
信じてみたくなったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後までありがとうございました。 
「私を楽屋につれてって」
全公演無事終了しました。
 
来場の皆様も
遠くから応援いただいたあなたさまも
ありがとうございました。
 
 
 
公演中、僕はSNSでも
このどぶろぐも 
熊本、大分のことには、触れませんでした。
 
 
劇場で起こる物語の世界は、ここと似てるけど違う場所。 そこで演っている僕たちは、この世の中とつながってちゃんと感じ、演りながらその場所に生きているから。
 
だから同時代と同じ地平に生きているひとりとして無関心でも無関係でもなかったですよ。
耳をふさがず、目を開けて。
 
だって
舞台は現実と地続きだけど、
 
そこから離れて翔んで
すこしの時間
地上を見渡して何かを取り戻せる
そんな場所になるのではないか
 
そんな無関係な世界が
必要な時も
あるんじゃないかと。
 
……
 
勝手なことを、言いましたね。
 
東日本震災の頃、自粛ムードの中、
余震ままならぬ新宿で劇団公演をした時に
 
そう、感じたことを思い出しました。
 
 
 
 
此処まで、
訪れていただいたことに、感謝。
 
では、また。涼
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
劇団S.W.A.T!第53回公演 
『私を楽屋につれてって』
作・演出 四大海
下北沢「劇」小劇場にて
2016年
4/15金 19:00
4/16土 14:00/18:00
4/17日 13:00/17:00
4/18月 19:00
4/19火 15:00/19:30
4/20水 19:00
4/21木 15:00/19:30
4/22金 19:00
4/23土 14:00/18:00
4/24日▲13:00
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2016年04月28日 22:00
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☆ごあいさつ☆ 初めまして ダーさんの役を演じている「りょー」です。 ふだんは俳優をしています。 【ダーさん】は、僕が20年くらい演じてきたキャラクターのひとりです 【ダーさん】は、物語や舞台でも、ひときわ異彩を放つ不思議なキャラクターです。 。 YouTubeの動画では保育士の方や子どもたちに手遊びを紹介する子供番組で活躍しています。 ぜひ手遊びの参考にしてくださいね。 楽しい【手あそび歌】には 「強い子に、育ってほしい」 「やさしく、楽しく、考えられる」」 「好き嫌いのない、元気な子になってほしい」 そんな「親心」が込められています。 僕が、大人になってから「手遊び」と出会って触れたとき コトバ遊びの音の響きの楽しさやカラダを使って表現を広げていく開放感だけでなく、 大人が子供の心に触れてかつて自分も子供であったことを思い出しました。 子供と遊ぶ【手遊び】は、コトバやカラダをダイレクトに遊びながら【触れ合え】ます。 言葉と身体を使う俳優業にも、とても似ています。 【ダーさん】と体を使って手遊びしましょう! りょープロフィール 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ▼涼のTwitter ? https://twitter.com/tkstryo ? 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

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